■柚子(ゆず)の起源
もともと中国揚子江の上流が原産地で、飛鳥時代から奈良時代のころ、朝鮮半島を経由して、日本に入ったといわれています。桃、栗3年、柿8年といいますが、ゆずは遅くて、18年もかかるのです。実の酸っぱい汁を柚酢(ゆのす)といい、そこからゆずの名が付きました。
■ゆずの使い方いろいろ~風邪の予防、のど薬から胃痛まで!
果汁は酢として調味料に、皮は薬味として吸い物や煮物にも使われます。独自の酸味と香りは日本の冬の食卓に彩ってきました。他にも、種は別にして黒焼きにし、一日10グラムほどを白湯で服用すると扁桃腺によく、皮の砂糖煮は胃痛に効くなど、本当に捨てるところのないものです。ゆずにはレモンの約4倍のビタミンCとクエン酸が、豊富に含まれており、非常に栄養価の高い果実です。

※クエン酸は、肉体的にも、精神的にも複合的に健康を促進し、病気の予防・回復に効くといわれています。
■ゆずは、邪気払いの縁起もの
ゆずの黄色は邪気を払う色といわれています。昔から、晴れ着を黄色い布でくるんだりと、大事なものは、よく黄色い布でくるまれています。悪いものがつかないようにと黄色を使うのだそうです。ゆずの黄色は縁起のいい色なんです!
■ゆず湯は、江戸のアロマテラピー!お肌の老化防止にオススメです
もともと柚子湯は、1年で最も日の短い冬至の日に邪気を払うために、江戸の銭湯から広まったそうです。そんなゆず湯は、江戸時代から続くアロマテラピー!血液の循環をよくし、体を温めるので、冷え性・神経痛・筋肉痛に効果的です。おまけにゆずの香りが気分をほぐし、リラックスさせてくれます。ひびやあかぎれにも効果があるので、冬至でなくても冬場はゆず湯を使いたいものです。

※アロマテラピーとは、ハーブなどの植物から抽出した精油(エッセンシャルオイル)の香りとその成分が、こころや体の不快な状態を改善し、良い方向に導く、ヨーロッパに伝わる自然療法です。
1.皮が厚いゆずを選ぶ
 肉厚の柚子の皮は日光によくあたって香がよく、ビタミンも豊富です。
2.「香り」を食べる
 疲れた時や、風邪を引いたとき・のどが痛いとき。
 そんな時にこそゆずの香でリラックスしてゆっくり味わう。

材料:柚子大3個、砂糖100g 白味噌300g みりん100cc 柚子果汁15cc
1.柚子は洗って表面の皮だけすりおろしておく。
2.果汁は15ccしぼっておく
3.ゆずの皮と果汁以外の材料を鍋に入れて火にかけて練る。
4.とろりと練りあがったら、すりおろした柚子の皮と果汁を加えて練りあげる


1.柚子を7:3の割合で切る
2.切り目にスプーンをいれて果汁を抜く
3.くりぬいた中にいくらおろし、なまこの酢の物、イカの和え物などをいれる


材料:柚子450g 砂糖450g 水1リットル
1.柚子をうすく輪切りにする。
2.鍋に砂糖と水を入れて火にかけ、少し糸をひくようになるまで煮つめる
3.この中に柚子を加え、とろ火で30~40分煮る
※常にたっぷりの蜜の中で煮るようにし、水分が少なくなったら少しずつさし湯をし
気長に煮こむ(お茶うけにおすすめです)