■柚子(ゆず)のふるさと櫛野農園
大分県北部に位置する宇佐市院内町。ここは西日本一の柚子(ゆず)を生産している柚子の里です。この院内町の櫛野という地が、柚子生産の中心地です。このあたりは、どの家も櫛野さんというお名前ばかり。そんな柚子のふるさとで“無農薬”のゆずを栽培し続けているのが「櫛野農園」です。

◆平成21年11月 農林水産省 経営局長賞受賞
◆平成21年 3月 第40回大分県農業賞 最優秀賞受賞
◆平成16年 5月 エコファーマー認定 (第16-128号)
■柚子の生育に必須の恵まれた自然環境
大分県、院内町は日本一の石橋の町。そこには“石橋の貴婦人”として全国に紹介された鳥居橋を始め、70有余の石橋があります。石造りのアーチ橋が多いのは川の流れが速く、いくつも深い谷の両側に集落が点在する地形だからと言われています。豊富な水は“豊の国名水”15選に選ばれるほど良い水です!深い谷、豊かな水、そして潮風の当たらないその場所は、恵まれた自然条件が整わないと生育がむずかしいといわれるゆずの栽培にはまさに最適の環境です。
■始まりは、自生の2本のゆずの木から
ゆずの栽培は、風が強く当たらない段々畑がいいといわれます。根が深く入るので、柚子に元気が出るからです。櫛野農園のゆず畑は段々畑。一面にゆずゆずゆず。
約1,000本の柚子畑には、元気のいいゆずがたわわに実ります。ゆずは「桃栗3年、柿8年、ゆずの大バカ18年」といわれるほど、ゆずが実るまでに長い年月がかかります。
櫛野農園のゆず畑は自生の2本のゆずから始まりました。「あの頃はね~、ゆずの先生なんかはいなくて、全部自分で勉強しないといけなかった。そりゃ、苦労も多かったよ」その頃を懐かしむように語る櫛野社長。いのししに根っこを掘られたり、ウサギにかじられたり、台風も恐ろしかった、ゆずの実が全部やられてしまう年もあったと言います。
そんな経験をつみながらノウハウを学び、今では1本の柚子の木に100~150個の元気なゆずが実をつけます。